あの「ピタゴラスイッチ」や「だんご3兄弟」を生み出した希代のクリエイター、佐藤雅彦氏。私たちの日常に、知的好奇心をくすぐるユニークな仕掛けや、忘れられないメロディーを届けてくれた彼の「作り方」が、ついに明かされるときが来たようです!
なんと、佐藤雅彦氏が自身の40年にわたる創作活動について、初めて真正面から語るという待望の一冊、『作り方を作る』の予約が始まりました。これは見逃せませんね!
『作り方を作る』予約開始!佐藤雅彦、人生40年分の「ピタゴラ装置」を語る。
私たちをあっ!と言わせるアイデアや、物事の仕組みを分かりやすく、面白く見せる天才・佐藤雅彦氏。彼がこれまで手がけてきた仕事は、本当に多岐にわたります。
CMプランナーとして一世を風靡したあの「バザールでござーる」「ポリンキー」から、国民的ヒットソングになった「だんご3兄弟」。そして、子どもから大人まで夢中になるNHKの教育番組「ピタゴラスイッチ」「0655/2355」シリーズ。さらには、アート作品やゲームまで。
そんな彼の 「どうやってあれらのアイデアは生まれるの?」 という、誰もが一度は抱いた疑問。その答えのヒントが、この『作り方を作る』には詰まっているんじゃないかと、私は今からワクワクしています。まるで、彼の頭の中にある「発想のピタゴラ装置」を覗き見できるような、そんな期待感がありますね。
40年の遍歴、初めて語られる「教育」「表現」「方法」
この本がただの作品集ではないのは、佐藤雅彦氏自身が、その活動の源泉にある「教育」「表現」「方法」という3つのテーマを軸に、40年間の遍歴を自身の言葉で物語るという点です。
本書の前書きで、彼はこう記しているそうです。
この本では、私がまだ大学生で進路を決めるあたりから現在に至るまでの、「教育」「表現」そして「方法」を巡る遍歴を実際の制作物と共に、物語っていきます。
これは、私たちが「ピタゴラスイッチ」で見たあのユニークな映像表現や、「だんご3兄弟」の仕組み、そして彼の作品に共通する「分かりやすさ」「面白さ」が、どのように考えられ、どのように生み出されてきたのか。その思考のプロセス、「作り方」そのものについて、彼なりの「作り方」を教えてくれるということなのかもしれません。
単なる作品解説ではなく、その背景にある思想やアプローチに触れられるというのは、クリエイターを目指す人はもちろん、何かを生み出すことに関心があるすべての人にとって、非常に価値のある一冊になりそうです。
貴重な図版多数!横浜美術館での展覧会公式図録
この本は、2025年6月28日から横浜美術館で開催されるリニューアルオープン記念展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」の公式図録でもあります。展覧会と連動しているだけあって、彼の幅広い活動を網羅した貴重な図版が多数掲載されているとのこと。
あのCM、あの番組、あの作品がどのように生まれ、どんな意図があったのか。図版を見ながら、彼の言葉に耳を傾ける。これはもう、紙上で開催されるミニ展覧会と言っても過言ではないかもしれませんね。
気になる価格とコスパは?
さて、こんなにも期待が高まる一冊、お値段はどうでしょう?
- タイトル :『作り方を作る』
- 著者 :佐藤雅彦
- 発売日 :2025年7月上旬より順次販売開始 (Amazonは7月10日)
- 造本 :B5判変形並製320ページ
- ISBN :978-4-86528-475-1 C0070
- 定価 :2,970円(税込)
- 発行・販売:株式会社左右社
320ページというかなりのボリュームで、あの佐藤雅彦氏自身が語る初の著作。しかも貴重な図版多数掲載。これで税込み2,970円というのは、個人的にはかなりコスパが良いと感じました。彼の思考や発想の秘密に触れられる機会と考えれば、決して高くないのではないでしょうか。むしろ、この価格で手に入れられるのはありがたい!
どこで手に入る?限定特典もチェック!
この待望の書籍、どこで手に入るのでしょうか?そして、何か特典はあるのでしょうか?
- 全国の書店:2025年7月上旬より順次店頭に並びます。
- Amazon:7月10日発売。すでに予約が始まっています。
- Amazon商品ページはこちら
- 左右社HP:発行元である左右社のHPからも詳細を確認できます。
- 左右社HP(商品詳細ページ)はこちら
さらに、横浜美術館のミュージアムショップ「MYNATE」では、なんと限定特典ステッカー付きの書籍が販売されます!
- 横浜美術館ミュージアムショップ MYNATE (会場およびオンライン)
- 限定特典付き/予約販売(1冊のみ)はこちら
- 限定特典付き/予約販売(2冊以上)はこちら ※特典は1冊につき1点、なくなり次第終了とのことですので、限定特典が欲しい方はお早めの予約をおすすめします!
発売日はまだ少し先ですが、確実に手に入れたい方、特に限定特典を狙っている方は、今のうちに予約しておくと安心ですね。
著者プロフィールと展覧会情報
最後に、改めて佐藤雅彦氏のご経歴と、本書とも関連の深い展覧会情報をご紹介します。
佐藤雅彦 (サトウ・マサヒコ) プロフィール 1954年生まれ。東京大学教育学部卒業後、電通でCMプランナーとして活躍。「ポリンキー」「バザールでござーる」など多数のヒットCMを生み出す。電通退社後はTVゲーム「I.Q」、「だんご3兄弟」などで反響を呼ぶ。その後、慶應義塾大学、東京藝術大学で教鞭をとりながら、NHK教育番組「ピタゴラスイッチ」「考えるカラス」「0655/2355」の制作に携わるなど、教育と表現の研究を続けている。2013年には紫綬褒章を受章。著書も多数。
横浜美術館リニューアルオープン記念展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」
- 会期 : 2025年6月28日(土)~11月3日(月・祝) ※木曜休館
- 会場 : 横浜美術館
- 展覧会URL:https://yokohama.art.museum/exhibition/202506_satomasahiko/
書籍と展覧会、どちらも彼の世界観を深く知るための貴重な機会となりそうですね。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
まとめ
佐藤雅彦氏の40年間の創作活動の軌跡をたどり、その「作り方」に迫る初めての書籍『作り方を作る』。
「ピタゴラスイッチ」のように、世界の見方や考え方が少し変わるような、そんな示唆に富んだ内容が詰まっているに違いありません。彼の独特の視点や発想の秘密を知りたい方はもちろん、クリエイティブな仕事をしている方、教育に関心のある方、そして「ものづくり」の楽しさや奥深さを感じたいすべての人に、自信を持っておすすめできる一冊です。
予約はすでに始まっています。特に横浜美術館の限定特典付きは数に限りがあるようですので、気になる方はお早めに!私も届くのが今から楽しみです!