あの「フエキくん」が、まさかの張り子に!伝統と遊び心が融合した首振り人形が数量限定で登場
皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? あの黄色い容器に入った、キュートな顔つきのキャラクター「フエキくん」。長年愛されてきた「どうぶつのり」から生まれた彼が、なんと日本の伝統工芸「張り子」になって私たちの前に現れました。
この情報を初めて見たとき、私は思わず「えっ、フエキくんが張り子!?」と声に出してしまいました。あのプラスチック容器のイメージとは全く違う、温かみのある手触りと、ゆらゆらと揺れる姿を想像するだけでワクワクしませんか?
今回は、このユニークすぎる新作「張り子のフエキくん」について、詳しく掘り下げてみたいと思います。ただの商品紹介ではなく、私の視点からその魅力や価値について語らせてください。
張り子になった「フエキくん」ってどんな感じ?
まずは、この「張り子のフエキくん」の概要から見ていきましょう。
これは、不易糊工業株式会社の「どうぶつのり」でおなじみのフエキくんの 「頭」をモチーフにした首振り人形 です。見た目はまさに、あのフエキくんの顔そのまま! ちょっととぼけたような、癒される表情が再現されています。
特徴的なのは、その作り方。名前の通り、張り子の技法で作られています。そして驚くべきことに、この張り子を作る際に紙を重ねて貼る 「糊」には、なんと不易糊工業のロングセラー商品である「どうぶつのり」が使われているというから、これはもう感動ものです!
デスクや棚にちょこんと置けば、その愛らしい姿に癒されること間違いなし。頭を優しく撫でると、ゆらゆらと心地よく揺れる様子は、まるでフエキくんが語りかけてくれているかのよう。
なぜ「張り子」? なぜ「どうぶつのり」? その深すぎる魅力とは
この「張り子のフエキくん」の最大のポイントは、単にキャラクターグッズを張り子にしただけではない、そのコンセプトの秀逸さにあると私は感じています。
この作品を手掛けたのは、張り子作家でありデザイナーの山﨑修平氏。彼は、廃絶してしまった郷土玩具の復刻や旅で出会ったものをモチーフにするなど、伝統的な技法に新しい息吹を吹き込む活動をされています。
今回の「張り子のフエキくん」は、まさにその伝統と現代、そして遊び心が見事に融合した作品と言えるでしょう。
ポイント1:張り子という伝統技法
張り子は、竹や木で組んだ枠に紙や布を貼り重ねて形を作り、乾かしてから型を抜き、彩色を施して作る日本の伝統的な人形や置物の技法です。どこか素朴で、一つ一つ手作業で作られるからこそ生まれる温かみがあります。プラスチックのフエキくんとは全く異なる、手に取った時の質感や、眺めているだけでほっこりするような存在感が魅力です。
ポイント2:本物の「どうぶつのり」を使用!
そして、私が最もグッとくるのは、「どうぶつのりを使って作った」 という事実です。あの、私たちがお絵かきや工作で使ってきた黄色い容器の、あの「どうぶつのり」が、フエキくん自身の体を形作るために使われているなんて!
これは単なる gimmick(仕掛け)ではありません。フエキくんが生まれた場所であり、彼の存在意義そのものである「どうぶつのり」が、作品の素材として使われているんです。これは、フエキくんへの深いリスペクトと、ものづくりへの愛を感じずにはいられません。
まるで、フエキくんが自分の体の一部を分け与えて、新しい自分を生み出したかのようです。
手作業で丁寧に紙が重ねられていく様子を想像すると、より一層この作品への愛着が湧いてきますね。
ポイント3:唯一無二の「個体差」
この「張り子のフエキくん」は、一つ一つ手作りされています。だからこそ、完全に同じものは二つとありません。形や表情、揺れ方など、それぞれに個性があるんです。
これは、工業製品にはない、手仕事ならではの魅力。まるで本物の生き物のように、迎え入れた子にはその子だけの個性がある。そんな風に感じられるのは、張り子だからこそ、手作りだからこそでしょう。
気になるお値段と、その「価値」について
さて、皆さんが次に気になるのは、やはり価格ではないでしょうか。
この「張り子のフエキくん」の価格は、税抜6,000円です。
正直なところ、一般的なキャラクターグッズとしては、少しお高めに感じるかもしれません。しかし、これを単なる「グッズ」として捉えるのはもったいない!
- 張り子作家・デザイナーである山﨑修平氏が手掛けたアート作品であること
- 一つ一つが手作りであること
- フエキくん自身を象徴する「どうぶつのり」を素材として使用していること
- そして、数量限定であること
これらの点を踏まえると、これは単価の高い製品というよりも、工芸品であり、ストーリーのあるコレクションアイテムと言えるでしょう。
大量生産品にはない、作り手の息吹やこだわりが詰まった作品と考えると、この価格設定には納得がいきます。むしろ、このユニークさと手仕事の価値を考えれば、「コスパ」はむしろ高いと見ることもできるのではないでしょうか。
皆さんなら、この価格をどう捉えますか? 私は、このフエキくんが持つストーリー性や、手仕事ならではの温かみに価値を見出したいです。
どこで買える? 数量限定だから急いで!
この特別な「張り子のフエキくん」、どこで手に入れることができるのでしょうか?
販売場所は、心斎橋PARCO 9F ハンズ内にある『フエキショップ-Fueki shop-』 です。
販売場所情報
- 店舗名: フエキショップ-Fueki shop-
- 場所: 心斎橋PARCO 9F ハンズ内
そして、何よりも重要なのが、「数量限定」 という点です!
発売日は2025年5月中旬とのこと。具体的な日付は今後発表される可能性があるので、フエキショップや関連サイトの情報をぜひチェックしておきましょう。
フエキくんファンの方、日本の伝統工芸に興味がある方、ちょっと変わった面白いアイテムを探している方...。この「張り子のフエキくん」は、きっとあなたの心に響くはずです。
数量限定なので、気になる方は発売日を心待ちにして、ぜひ心斎橋PARCOのフエキショップへ足を運んでみてくださいね。もしかしたら、再販売の可能性もあるようですが、確実に入手するなら最初の販売を狙うのが吉でしょう。
まとめ:フエキくんが紡ぐ、懐かしくて新しい物語
今回の「張り子のフエキくん」は、単なるキャラクターグッズの枠を超えた、遊び心と伝統が見事に融合したアートピースだと感じました。
あの黄色い容器のフエキくんが、まさか張り子になり、しかも自分を生み出した「どうぶつのり」で形作られるなんて。このストーリーを知るだけで、フエキくんへの愛着が何倍にも膨らみます。
あなたのデスクや玄関に、このユニークで愛らしい「張り子のフエキくん」を迎えてみませんか? ゆらゆらと揺れる彼を見ていると、子供の頃に使ったどうぶつのりのこと、図画工作の楽しかった時間など、様々な記憶が蘇ってくるかもしれません。
ぜひ、フエキショップで、あなただけの「張り子のフエキくん」との出会いを見つけてくださいね。
関連情報
企画・販売を行う株式会社ヘソプロダクションの情報はこちらから。 https://www.heso-pro.com/
張り子作家・デザイナーの山﨑修平氏。彼の作品は、今回のフエキくんのように、伝統をベースにしながらも現代的で魅力的なものばかりです。