時を超え、愛と葛藤が舞台で交錯する──詩楽劇「浮雲は天に濡れつつ~源氏物語より葵上~」に心が揺さぶられる
J-CULTURE FEST presents 東京国際フォーラム開館30周年記念として、壮大なスケールで繰り広げられる詩楽劇「浮雲は天に濡れつつ~源氏物語より葵上~」の上演が決定しました。2027年1月4日から東京国際フォーラム ホールD7を舞台に、古き良き日本の物語が現代の息吹をまとって蘇ります。
伝統芸能と音楽が融合したこの特別な舞台は、私たちが慣れ親しんだ『源氏物語』の新たな一面を垣間見せてくれるに違いありません。日本のプロフェッショナルたちが集結し、装束を纏い、歌い舞う姿は、きっと観る者の心を強く揺さぶることでしょう。
現代に蘇る『源氏物語』の「葵上」
この詩楽劇では、『源氏物語』全54帖の中から、光源氏の前半生、特に正妻・葵上と高貴な女性・六条御息所を巡る愛と葛藤が描かれます。若き日の源氏が抱える禁断の恋、そして愛とは何かを知らず孤独を抱える彼と、政略結婚に「自分の人生を自分で生きたい」と葛藤する葵上。二人のすれ違いと、六条御息所との出会いがもたらす悲劇的な運命が、歌や踊り、そして和楽器の美しい音色によって鮮やかに表現されます。
単なる古典の再現に留まらないのが、この作品の魅力。物語の視点として、原本が散逸し、写本から何が真実かを悩む藤原定家が登場するのもユニークな試みです。定家が見つめる中で、光源氏と葵上の物語がひとりでに動き出すという構成は、観客を物語の深淵へと誘うことでしょう。

豪華絢爛なキャスト陣が織りなす世界
この注目すべき舞台に、まさに豪華絢爛という言葉がふさわしいキャスト陣が集結します。
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光源氏役:紅ゆずる 元宝塚歌劇団星組トップスターとして、その圧倒的な存在感で舞台を彩ってきた紅ゆずるさん。退団後もコメディエンヌとしての才能を開花させ、多方面で活躍されています。光源氏の持つ華やかさと、内面に秘めた孤独や苦悩を、彼女がどのように表現するのか、今から胸が高鳴ります。
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葵上役:藤間紫 日本舞踊界の次世代を担う存在として注目される三代目藤間紫さん。祖母である初世藤間紫さんの教えを受け継ぎ、古典舞踊の継承と同時に映像作品にも挑戦する彼女が、深窓の姫君でありながらも心の内に自由を求める葵上を演じます。その繊細で力強い舞と表現力に期待が集まります。
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頭中将役:黒羽麻璃央 ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』を皮切りに、『刀剣乱舞』、『エリザベート』など数々の話題作で絶大な人気を誇る黒羽麻璃央さん。近年は映像作品でもその実力を発揮しています。源氏の親友として、彼の葛藤をそばで見守る頭中将という重要な役どころを、どのように演じきるのか楽しみでなりません。
さらに、二十五絃箏の中井智弥さん、尺八・琵琶の長須与佳さん、太鼓・篠笛・胡弓の吉井盛悟さんといった、一線で活躍する和楽器演奏家たちが、物語に深みと彩りを加えます。彼らの生演奏が、平安の雅と感情の機微を鮮やかに描き出すことでしょう。
伝統と革新を融合するクリエイティブチーム
この作品を支える制作陣もまた、多方面で実績を積んだプロフェッショナル揃いです。
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脚本:戸部和久 歌舞伎脚本家として、『氷艶『破沙羅』』や新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』など、革新的な作品を手がけてきた戸部和久さん。古典を現代に繋ぐその手腕は、今回の『源氏物語』においても遺憾なく発揮されることでしょう。
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構成・演出:尾上菊之丞 日本舞踊尾上流四代家元であり、新作歌舞伎『刀剣乱舞』や高橋大輔主演アイスショー『LUXE』の演出など、ジャンルを超えた活躍を見せる尾上菊之丞さん。古典芸能の美意識と、現代的な舞台表現を融合させる彼の演出は、観客に新たな感動をもたらしてくれるはずです。
源氏の愛と苦悩、そして現代に繋がる物語
物語は、政略結婚で結ばれた光源氏と葵上、そして高貴な六条御息所という三人の関係性を軸に進みます。愛を知らない源氏、自分の人生を自由に生きたいと願う葵上、そして源氏との出会いによって初めて「愛されること、愛すること」を知る六条御息所。それぞれが抱える「愛」と「自由」への渇望が、激しくぶつかり合います。
葵祭での悲劇的な出会い、そして六条御息所の生霊が襲いかかるという衝撃的な展開は、観る者をハラハラさせることでしょう。藤原定家がこの物語の結末をどう見つめるのか、そして光源氏がそれでも愛を求め彷徨い続けるのか──。この物語は、平安時代を舞台にしながらも、現代を生きる私たち自身の「愛」や「選択」についても深く問いかけてくる、普遍的なテーマを秘めていると感じます。
舞台鑑賞を深める特別講演会も同時開催!
本公演と合わせて、東京国際フォーラム ホールD5にて特別講演会「江戸時代にも流行した『源氏物語』」が同時開催されます。これは、詩楽劇をより深く理解し、日本の文化への造詣を深める絶好の機会です。
江戸時代にタイムスリップ?『源氏物語』大ブームの秘密
【基礎講座】爆発的大ブーム!江戸っ子たちの『源氏物語』 らくたび代表/京都学講師の若村亮先生が、平安時代に誕生した『源氏物語』が、いかにして江戸時代に大名から町人にまで愛される一大ブームを巻き起こしたのかを、版本や浮世絵などを通して解説します。公演前に知っておきたいストーリーや登場人物の基礎知識も学べるので、より一層舞台を楽しめること間違いなしです。
衣・食・住で体験する『源氏物語』の世界
【特別講座】江戸っ子の “ 衣・食・住 ” に息づいた 『 源氏物語 』 「衣」「食」「住」という切り口で、『源氏物語』が江戸時代の人々の暮らしにどう影響を与えたのかを深掘りします。
- 【衣】『源氏物語』が彩った江戸の“おしゃれ”(大阪音楽大学講師 北見真智子) 能装束に表された王朝の美から、江戸時代の人々が親しんだ源氏趣味の装いまで、ファッションを通じて受け継がれてきた『源氏物語』の魅力に迫ります。
- 【食】『源氏物語』講談で味わう江戸の食文化(講談師 四代目 玉田玉秀斎・玉田玉山) 講談師の親子共演で、江戸の人々の食文化と当時の『源氏物語』の読まれ方を創作講談で楽しくご紹介。まるで江戸時代にタイムスリップしたような体験ができそうです。
- 【住】『源氏物語』が息づく江戸の暮らし(歌人 林和清) AIで平安貴族の寝殿造を甦らせ、源氏の六条院を想像。さらに江戸時代の大名屋敷から庶民の長屋まで比較し、「住」から日本文化の変化を読み解きます。
これらの講演会を詩楽劇とセットで楽しむことで、作品の世界観が何倍にも広がることは間違いありません。
公演概要&チケット情報
日本文化の「伝統と革新」を体現する本企画。ぜひこの機会に、時空を超えた感動を体験してみてはいかがでしょうか。
開催日程と会場
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詩楽劇「浮雲は天に濡れつつ~源氏物語より葵上~」
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会場: 東京国際フォーラム ホールD7
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上演日程: 2027年1月4日(月)~1月11日(祝・月)
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特別講演会「江戸時代にも流行した『源氏物語』」
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会場: 東京国際フォーラム ホールD5
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講演日程: 2027年1月4日(月)~1月11日(祝・月) ※各日の講演内容・講師・時間帯が異なりますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
チケット料金と購入方法
今回の公演では、詩楽劇単独チケットのほか、特別講演会とのセットチケットも用意されています。 特にU-25(25歳以下)の割引が設けられているのは嬉しいポイント!学生さんや若い世代の方々にも、日本の伝統文化に触れる良い機会となるでしょう。
- 詩楽劇チケット(税込・全席指定)
- 一般:11,000円
- U-25:5,500円
- 講演会チケット(税込・自由席)
- 一般:3,500円
- U-25:2,000円
- 詩楽劇+講演会チケットセット(税込)
- 一般:12,500円
- U-25:6,000円 ※講演会は自由席となります。詩楽劇と講演会は同日同公演回の組み合わせのみ聴講可能ですのでご注意ください。
チケット販売スケジュール
- オフィシャル先行: 2027年10月8日(木)12:00~10月14日(水)23:59
- プレイガイド先行: 2027年10月19日(月)12:00~10月25日(日)23:59
- 一般販売: 2027年11月7日(土)10:00
この公演と講演会を合わせて鑑賞すれば、日本の古典文学の奥深さと、それが時代を超えて人々に愛され続ける理由を多角的に体感できるはず。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスにて購入可能です。
- 公式サイト: https://genji-ukigumo.com
- 公式X: https://x.com/genji_ukigumo
- 講演会公式サイト: https://genji-ukigumo.com/lecture/
終わりに
J-CULTURE FESTが贈る詩楽劇「浮雲は天に濡れつつ~源氏物語より葵上~」は、単なる舞台ではありません。それは、日本の伝統文化の美意識と、現代に通じる普遍的な人間ドラマが織りなす、まさに「伝統と革新」を体現する感動体験となるでしょう。紅ゆずるさん、藤間紫さん、黒羽麻璃央さんをはじめとする豪華キャスト陣が、どのように光源氏たちの愛と葛藤を表現するのか。そして、舞台と連動した特別講演会で、より深く『源氏物語』の世界に触れることができるこの貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!











