愛知・名古屋はインバウンドの隠れた宝庫!地域一丸で魅力を掘り起こす「名古屋インバウンドナイト」の熱気
皆さんは、愛知・名古屋が秘める観光のポテンシャルをどこまでご存じでしょうか? 豊かな歴史、独自の食文化、そしてものづくりが息づくこの地域は、訪日外国人(インバウンド)にとって、まだまだ発見されていない魅力が満載だと私は感じています。
しかしながら、日本全体のインバウンド増加傾向に対し、中部国際空港セントレアの訪日旅客数は、コロナ禍前の水準には回復したものの、他の主要空港の平均を下回っているのが現状です。この課題を乗り越え、中部地域を「選ばれる観光地」にするため、ある画期的な取り組みが継続して行われています。それが、中部国際空港セントレアが主催する「名古屋インバウンドナイト」 です。
「名古屋インバウンドナイト」とは?
「名古屋インバウンドナイト」は、単なる情報交換の場ではありません。中部地域でインバウンド観光に携わる自治体や事業者が一堂に会し、先進的な事例から学び、率直な意見を交わし、新たなビジネスの「つながり」を育むことを目的とした交流イベントです。この取り組みの根底には、「中部地域が一体となって、インバウンド誘致に対する新たな価値を共創していこう」という強い思いがあります。

第7回は名古屋のレトロモダンな商店街が舞台!
先日2026年3月24日(火)に開催された「第7回名古屋インバウンドナイト」では、名古屋市内に残るレトロモダンな魅力が凝縮された 「円頓寺商店街」 がその舞台となりました。地域の「現在地と未来」を探るというテーマのもと、現場のリアルな声と実践的な知見が共有されたのです。
1. 商店街を五感で巡るエクスカーション
第1部では、株式会社ツーリズムデザイナーズ代表であり、円頓寺商店街の理事長も務める田尾大介氏ご本人のガイドで、参加者全員が商店街を巡るエクスカーションが実施されました。

街の「昔と今」を紐解くこの体験は、単なる散策に留まらなかったことでしょう。歴史ある建物、地元の人々の暮らし、商店街の活気――。五感でその魅力を感じながら、地域の「宝」とは何かを肌で実感する貴重な時間になったはずです。私もいつか、この目で円頓寺商店街の「昔と今」を感じてみたいと強く思いました。

2. 地域DMCの視点から語る「本音と思い」
続く第2部のゲストトークでは、引き続き田尾氏が登壇。地域を深く理解し、その魅力を発信するDMC(Destination Management Company)の視点から、 「中部の観光への本音と思い」 を深く語っていただきました。

机上の空論ではなく、地域に根ざした活動から得られたリアルな課題意識や、それを乗り越えるための情熱的なビジョンが共有されたことで、参加者たちは大きな示唆を得られたことでしょう。地域に眠る魅力をどう発掘し、どう伝えるか。そして、それを地域振興へとどうつなげていくかという問いに対する、具体的なヒントが満載だったに違いありません。
3. 熱気あふれる交流タイム
講演後には、約35名の参加者によるネットワーキングが行われました。インバウンド誘致に関する意見交換や、今後の連携に向けた活発な交流が繰り広げられたと想像できます。

こうした交流こそが、「名古屋インバウンドナイト」の真髄と言えるでしょう。異なる立場の人々が知見を共有し、新たなアイデアを生み出すことで、中部地域のインバウンド観光は確実に前進していくはずです。
中部国際空港セントレアが描く未来
中部国際空港は、単に空の玄関口であるだけでなく、中部地域全体のインバウンド誘致を牽引する強力なハブとしての役割を担っています。今回のイベントを通して、地域一体となって魅力発信に取り組む姿勢は、まさしくその意思の表れです。
今後も、中部地域がインバウンドに「選ばれる」地域となるよう、さまざまな取り組みが期待されます。愛知・名古屋、そして中部地域全体の観光の未来は、こうした地道ながらも情熱的な活動の積み重ねによって、間違いなく拓かれていくでしょう。
第7回 名古屋インバウンドナイト 開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年3月24日(火)17:00~20:30 |
| 場所 | 円頓寺商店街「なごのや」 https://ec.endojishotengai.com/shop/nagonoya |
| 参加者 | インバウンド観光に取り組む自治体や事業者 約35名 |
| テーマ | 円頓寺商店街から探る「中部の観光」の現在地と未来 |
| 登壇者 | 株式会社ツーリズムデザイナーズ 代表取締役/円頓寺商店街振興組合 理事長/NPO 法人ディスカバリージャパン 代表理事 田尾 大介 氏 |
これまでの「名古屋インバウンドナイト」
中部国際空港セントレアは、このイベントを継続的に開催し、地域のインバウンド戦略を深めています。
| 回数 | 開催日 | テーマ | 登壇者 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2025年9月30日 | インバウンド施策推進のヒント | 大須商店街連盟 常任理事執行部事務部長 中野 公嗣 氏 |
| 第2回 | 2025年10月22日 | 広島の観光戦略と事例から愛知県の未来のインバウンドを考える | 広島県観光連盟(HIT)チーフプロデューサー 山邊 昌太郎 氏 |
| 第3回 | 2025年11月25日 | 外国人受入れの工夫や事例から考える | 湯平温泉「山城屋」代表二宮 謙児 氏 |
| 第4回 | 2025年12月16日 | 地域の観光資源を世界に届ける街づくり | 株式会社Local PR Plan代表取締役 安達 鷹矢 氏 株式会社妙香園 代表取締役 田中 良知 氏 |
| 第5回 | 2026年1月27日 | 自治体 × 地元事業者 × 空港で語る 補助金事業の本音と成果 | あま市七宝焼アートヴィレッジ施設長 内山 智美 氏 佐藤醸造株式会社 専務取締役 吉田 泰規 氏 |
| 第6回 | 2026年2月25日 | 豊橋ケーススタディ~共創で生み出す、選ばれる観光地域の作り方~ | 有限会社エニシング 代表取締役社長 西村 和弘 氏 サーラ不動産株式会社 フードバレーグループ マネジャー兼emCAMPUS FOOD支配人 久曽神 真 氏 |
中部国際空港株式会社 会社概要
中部国際空港は、日本の空の玄関口として、地域経済の発展と観光振興に貢献しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 中部国際空港株式会社 CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT COMPANY , LIMITED |
| 所在地 | 愛知県常滑市セントレア一丁目1番地 |
| 設立 | 1998年5月1日 |
| 代表 | 代表取締役社長 籠橋寛典 |
| 主な事業内容 | 1. 中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理 2. 旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理 3. 上記に付帯する事業 |
| 会社WEB | https://www.centrair.jp/corporate/ |











