そろそろ鼻がムズムズ、目がかゆくなる季節がやってきましたね。ウェザーニュースの発表によると、どうやら2026年も花粉の飛散量は全国的に平年を上回る見込みだそうです。スギ花粉は2月上旬からと、例年より少し早めにスタートする可能性もあるとか。早めの対策がカギになりそうですね。
今回は、耳鼻咽喉科の専門医である高島雅之先生が教えてくれた、今日からできる花粉症対策をご紹介します。
なぜ?年々増える花粉症の人たち
「昔はこんなに花粉症の人、いなかったのに…」なんて感じませんか?実はそれ、気のせいじゃないんです。「鼻アレルギーの全国疫学調査2019」によると、花粉症の有病率は1998年の19.6%から2019年には42.5%へと、この約20年で2倍以上に増えているんです。

高島先生によると、その背景には「スギ花粉の飛散量が増えたこと」や「気密性の高い住環境」、「食生活の変化による腸内環境の乱れ」などが関係しているそうです。特に、前の年の夏が暑いと翌年の花粉量が増える傾向があるそうで、2025年の酷暑も影響していそうですね。最近では1歳前後の小さなお子さんでも症状が見られるケースが増えているというから驚きです。
専門医が実践!今日からできる花粉症対策
では、具体的にどんな対策をすればいいのでしょうか。ご自身も対策を実践されているという、たかしま耳鼻咽喉科院長の高島雅之先生にコツを伺いました。

外出時に気をつけたいこと
まずは、花粉をできるだけ吸い込まないための工夫です。

- マスクに「ちょい足し」: マスクと顔の隙間から花粉は侵入してきます。ガーゼやコットンを内側に一枚加えるだけで、フィット感が高まり、侵入をブロックしやすくなるそうです。これはすぐに試せますね。
- 外出時間の工夫: 花粉が多く飛ぶのは、お昼の14時頃と夕方。お買い物など、外出の予定はなるべく午前中に済ませるのがおすすめです。
帰宅後にやりたいこと
外から花粉を持ち帰らない、そして付着した花粉を洗い流すことが大切です。

- 玄関前で花粉を払う: 家に入る前に、服や足元についた花粉を軽く払いましょう。これだけで室内に持ち込む量をかなり減らせます。
- 鼻うがいでスッキリ: 鼻の中に付着した花粉を物理的に洗い流す「鼻うがい」は効果的。鼻づまりやくしゃみの原因を元から断つイメージですね。
- つらい鼻づまりには「脇ペットボトル」!?: これは意外な裏ワザかもしれません。鼻が詰まっているのと反対側の脇に、500mlのペットボトルなどを挟むと、一時的に鼻の通りが良くなることがあるそうです。脇の下にある交感神経が刺激されることで、鼻の粘膜の血管が収縮する仕組みなのだとか。右の鼻が詰まったら、左脇に挟むのがポイントです。
- お風呂でリフレッシュ: 体についた花粉を洗い流すのはもちろん、湯気のスチーム効果で鼻の通りが楽になることも。一日の終わりにリラックスしながら対策できるのは嬉しいですね。
毎日の食事にプラスワン!注目の「アマニ油」
日々の対策とあわせて見直したいのが、毎日の食生活です。
高島先生がすすめるのが、 オメガ3系脂肪酸 を意識して摂ること。オメガ3には、アレルギー症状を悪化させる「炎症」を抑える働きが期待できるそうです。青魚に多く含まれていますが、毎日食べるのはちょっと大変ですよね。
そこでおすすめなのが、手軽に続けられる 「アマニ油」 なんです。

アマニ油は、亜麻という植物の種から作られるオイルで、オメガ3の一種であるα-リノレン酸がとっても豊富。クセが少ないので、いつもの食事にプラスしやすいのが特徴です。

なんと 小さじ1杯 程度で1日の摂取目安量をクリアできるという手軽さ。朝のお味噌汁やヨーグルト、サラダのドレッシング代わりにかけるだけでOKです。
高島先生も「続けやすい形で取り入れ、やり続けることが何より大切」と話しています。つらい花粉シーズンを少しでも快適に過ごすために、まずは毎日の食事にアマニ油をプラスする新習慣、始めてみてはいかがでしょうか。











