【京都・豊国神社】万博クリエイターが贈る幻想の夜「開豊幻夜」が無料開催!歴史と最新テクノロジーが織りなす感動体験
京都の夜に、新たな光が灯ります。
2025年11月8日(土)・9日(日)の二日間、豊臣秀吉を祀る豊国神社を舞台に、幻想的な夜のイベント 「開豊幻夜(かいほうげんや)」 が開催されます。このイベントは、大阪・関西万博のパビリオンを手掛けたクリエイティブチームが立ち上げた 「NIPPON Re:SENSE PROJECT」 の第一弾。歴史ある“場”に現代の感性を吹き込み、人々が集う新たな価値を創出する、まさに未来へとつながる試みです。
想像してみてください。千年の都の静寂な夜に、最新のテクノロジーが融合した光と音が響き渡り、古き良き神社がまるで生きているかのように表情を変える瞬間を。私がこのイベントに強く惹かれたのは、 「歴史とテクノロジーの融合」 というテーマが、単なるライトアップイベントに終わらない、深いメッセージを秘めていると感じたからです。

「NIPPON Re:SENSE PROJECT」とは?
「開豊幻夜」は、 「日本の“場”を、再び開く。感性でつなぎ直す。」 をコンセプトに掲げる 「NIPPON Re:SENSE PROJECT」 が手掛けるプロジェクトです。このプロジェクトは、大型イベントの空間演出を手掛けるPARADE design firmをはじめ、モンタージュ、アートブレーンカンパニー、プリズムといった、名だたるクリエイティブチームが連携して発足しました。
彼らが目指すのは、日本各地に点在する寺社仏閣、歴史建築、産業遺産、そして利用されていない土地や空間を、現代の人々が集い、新たな感動を分かち合う 「集いの場」 へと再構築すること。単なるイベント開催ではなく、その土地に宿る「感性(SENSE)」を現代的な視点で再解釈し、未来へとつなげる壮大なビジョンを持っていることに感銘を受けました。

「開豊幻夜」の魅力:光と鼓動が織りなす特別な夜
「開豊幻夜」では、大阪・関西万博に関わったパナソニック、ミライセンス、TOAといったテクノロジー企業もパートナーに迎え、合計4つのプログラムが展開されます。どれも歴史的な空間でしか味わえない、唯一無二の体験となりそうです。
1. 国宝・唐門 特別演出『開豊幻夜』
豊国神社の象徴であり、桃山文化の美を宿す国宝・唐門が、今回のメインステージとなります。万博パビリオンを手掛けた4社が再びタッグを組み、唐門を「過去と現在を接続する門」と捉え、「開豊」をテーマにした寓話を上演するとのこと。
霧、光、音が重なり合う中で、豊臣秀吉公ゆかりの千成瓢箪を中心に、人々の厄災や鎮まり、そして豊穣な未来への希望が描かれる物語は、きっと私たちに深く語りかけてくれるでしょう。
私が特に注目したのは、2025年大阪・関西万博 住友館で活躍したダンサー、切通 理夢(きりとおし りむる)氏による特別コラボ演出です。彼の「豊かな未来を切り開く祈り」をテーマにしたダンスパフォーマンスが、この幻想的な空間でどのように融合するのか、期待が高まりますね!

上演時間(各回約7分)
- 17時台: 17:00 / 17:20 / 17:40※
- 18時台: 18:00 / 18:20 / 18:40※
- 19時台: 19:00 / 19:20 / 19:40※
- 20時台: 20:00 / 20:20 / 20:40※ (※印は特別コラボ演出回)
▲ ダンサー:切通 理夢 氏
2. 参加型インスタレーション『鼓動と共鳴の光』
これは非常にユニークな体験になりそうです。来場者自身の 「鼓動(心拍)」が光と音となって境内に現れるという、参加型アート作品(インスタレーション)。大阪・関西万博で音響を担ったTOAのスピーカーと、「ふしぎな石ころ”echorb”」が持ち込まれ、私たちの心臓の音が境内に“いまを生きる”リズムとして可視化・可聴化されます。
歴史の静けさの中に、現代を生きる私たちの鼓動が重なり合う。それはまるで、時を超えた対話のようです。自分の存在が、光と音となって歴史的な空間に刻まれる…想像するだけで胸が高鳴ります。

3. 日本の夜をデザインする光のアート『燁-you- × 艶-en-』
創業約50年の実績を持つ総合テクニカルプロダクション「アートブレーンカンパニー」が手掛ける、光の演出プロジェクトです。“日本の夜をデザインする”をテーマに、「燁-you-」と「艶-en-」の2作品が展示されます。
豊かな色彩で世界を艶やかに彩り、光の華を咲かせるというコンセプト。彼らの熟練された技術と感性が、豊国神社の夜景をどのように変貌させるのか、その芸術的な空間演出に注目したいです。

4. 豊国神社宝物館 夜間特別拝観
1925年(大正14年)開館のレトロな宝物館で、夜間特別拝観が実施されます。重要文化財 「豊国祭礼図屏風」 や、秀吉公の最後の歯とされる 「豊公御歯」 など、貴重な資料を宮司と共に鑑賞するツアー形式です。
日中とは異なる静謐な雰囲気の中で、宮司さんの解説を聞きながら歴史の息吹を感じられるのは、大変貴重な体験ではないでしょうか。歴史好きの方には特におすすめしたいプログラムです。

夜間特別拝観詳細
- 開催日時: 8日・9日ともに 17:30 / 18:30 / 19:30 の3回
- 定員: 各回15名
- 所要時間: 約30分
- 参加料: 1,000円(税込・記念品付)
- 受付: 社務所にて
開催概要とコスパ・参加方法
「開豊幻夜」は、その魅力的なプログラムの多さにもかかわらず、なんと入場料無料で楽しめます!これは非常に嬉しいポイントですね。最新のテクノロジーと歴史的な空間が融合したアート体験を、気軽に味わえるのは破格のコスパと言えるでしょう。
宝物館の夜間特別拝観のみ別途1,000円が必要ですが、宮司さんの解説付きで貴重な文化財を間近に鑑賞できる上に、記念品も付くことを考えれば、十分にその価値はあると思います。
イベント情報まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| タイトル | 開豊幻夜 - 光と鼓動が呼応する幻想の夜- |
| 日時 | 2025年11月8日(土)・9日(日)17:00–21:00 |
| 会場 | 豊国神社 (京都市東山区大和大路正面茶屋町530) |
| 入場料 | 無料 (※宝物館 夜間特別拝観は参加料1,000円・記念品付) |
| 主催 | 開豊幻夜実行委員会 |
| 協賛 | 株式会社PARADE、株式会社モンタージュ、株式会社アートブレーンカンパニー、株式会社プリズム、パナソニック株式会社、株式会社ミライセンス、TOA株式会社、株式会社ORENCHI、株式会社CLIPS、株式会社NOT FOUND |
| 特別協力 | α-STATION FM京都 |
| 協力 | 豊国神社、株式会社ニシザワステイ、富士アドマックス株式会社 |
公式インスタグラムはこちら: https://www.instagram.com/kaihogenya 最新情報は、ぜひ公式インスタグラムでチェックしてください!

イベント会場では、地元京都のキッチンカーによる軽食も提供される予定ですので、小腹が空いても安心です。
まとめ:歴史と未来が交差する、特別な夜へ
「開豊幻夜」は、単なる光のイベントではありません。万博を手掛けた一流のクリエイターたちが、日本の歴史的な“場”に現代の感性と最新テクノロジーを吹き込み、新たな価値を創造する「NIPPON Re:SENSE PROJECT」の壮大な第一歩です。
歴史ある豊国神社で、私たちの心拍が光と音になり、美しい唐門が未来への寓話を語りかける…これほどまでに感動的で、示唆に富んだ体験は、そう多くはないでしょう。
京都にお住まいの方も、遠方から訪れる方も、この特別な二日間をぜひ体験していただきたいと心から思います。皆さんも、歴史と未来が交差する幻想の夜に、 「いまを生きる」 自分の鼓動を感じてみませんか?
私もこのイベントに足を運び、日本の“場”の新たな可能性をその目で確かめたいと思います。











