【OMO7旭川】夜空の下、光と影の動物たちが誘う絵本の世界へ――「月灯りと動物たちの物語」で過ごす、心温まる夜
北海道、旭川。雄大な自然と、愛らしい動物たちが共存するこの街で、星野リゾートが手がける「OMO7旭川 by 星野リゾート」が、なんともロマンチックな夜の体験をスタートさせます。その名も 「月灯りと動物たちの物語」 。2025年11月11日から通年で開催されるこのイベントは、旅の夜をただ寝るだけにしない、心に残る特別な時間になること間違いなしです。
私がこの情報を目にした時、まず心を奪われたのは、 「季節によって空間演出が変わる」 という部分でした。旭川の豊かな四季と、動物園で出会える様々な動物たちが、ホテルの中でどんな物語を紡ぎ出すのか、想像するだけでワクワクが止まりません。
「街ナカ」ホテルの夜を彩る、OMOの「ローカルリズムナイト」とは?
「OMO」というブランドをご存知でしょうか? 星野リゾートが展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトに、ただ宿泊するだけでなく、その街の魅力にどっぷり浸れる体験を提供してくれます。夜の過ごし方一つとっても、OMOは一味違います。
多くの都市ホテルでは、夕食を済ませたらあとは寝るだけ、となりがちですよね。でも、OMOはそんな夜の時間も、その街ならではの素敵なひとときを過ごしてほしいと願っています。そこで2024年から始まったのが、 「ローカルリズムナイト」 という取り組みです。これは、その街が持つ独自の雰囲気を肌で感じながら楽しめる夜のイベントの総称。OMO7旭川の「月灯りと動物たちの物語」も、まさにこの「ローカルリズムナイト」の一環として誕生しました。
なぜ旭川でこのイベントが生まれたのか? それは、行動展示で有名な「旭山動物園」や、春夏秋冬で全く異なる表情を見せる自然が、旭川の大きな魅力だから。ホテル滞在中にも、その魅力を身近に感じてほしいという、OMO7旭川の熱い想いが込められているのです。
夜空の下、光と影が織りなす「月灯りと動物たちの物語」の3つの魅力
この特別な夜のイベントには、旅人を惹きつける魅力がギュッと詰まっています。
1. 季節とともに移ろう、幻想的な空間演出
OMO7旭川の1階にある「OMOカフェ&バル」が、イベント期間中、季節ごとに全く異なる表情を見せてくれます。
「冬には雪の結晶が舞い、ペンギンが散歩するような空間。春にはエゾヤマザクラが咲き乱れ、エゾシカが息づく場所へと変わる」と聞けば、思わず息をのんでしまいますよね。テーブルに灯る動物モチーフのライトが、まるで夜の森に迷い込んだような幻想的な雰囲気を演出してくれるでしょう。
| 季節 | テーマ | 登場する動物 |
|---|---|---|
| 冬 | 雪降る夜のペンギン散歩 | ペンギン |
| 春 | 春を育む夜桜とエゾシカ | エゾシカ |
| 夏 | 北海道の夏とシロクマ | シロクマ |
| 秋 | 黄葉する森とエゾヒグマ | エゾヒグマ |
それぞれの季節に、どんな動物たちが光と影で描かれるのか、想像するだけで心が躍ります。
▲ 冬の「雪降る夜のペンギン散歩」をイメージさせる空間。雪の結晶とペンギンライトが幻想的。
▲ ペンギンのライトがテーブルを照らし、雪の夜の物語を紡ぎます。
▲ 春は桜とエゾシカがテーマ。温かい光が空間を包み込みます。
▲ 夏や秋には、それぞれシロクマやエゾヒグマがモチーフに登場。
2. 心温まる絵本「あらしのよるに」の上映と朗読
毎晩30分間、スクリーンに映し出されるのは、あべ弘士氏ときむらゆういち氏による名作絵本 「あらしのよるに」 です。旭川市出身の絵本作家であるあべ弘士氏が、旭山動物園の看板デザインも手掛けていることを考えると、このチョイスはまさに旭川らしさの象徴。
▲ 世代を超えて愛される名作絵本「あらしのよるに」。
映像と朗読、そして季節に合わせた空間装飾が一体となり、物語の世界に深く浸れるとのこと。子どもはもちろん、大人もきっと童心に帰り、心温まる感動を味わえるでしょう。旅の夜に、こんな素敵な物語に触れる時間は、忘れられない思い出になりそうですね。
【上映時間】
- 秋・冬: 17時、19時、21時
- 春・夏: 19時半、20時半
- 秋 (追加枠): 17時、19時半、20時半 (※プレスリリースで秋が重複しているので、詳細なスケジュールは現地でご確認ください)
3. 可愛すぎる!自分で作る体験型「動物モンブラン」
そして、旅の夜を甘く彩るのが、季節ごとに登場する動物モチーフのモンブランです。
- 冬:ペンギン
- 春:エゾシカ
- 夏:シロクマ
- 秋:エゾヒグマ
驚くことに、これらのモンブランはただ食べるだけではありません。自分で餡を絞り、可愛らしい動物のパーツをトッピングして完成させる体験型スイーツなんです! 旅の思い出を形にするだけでなく、写真映えも抜群ですよね。甘くて楽しいひとときを過ごせば、心もお腹も満たされることでしょう。
【動物モンブラン詳細】
- 時間: 11:00〜22:30
- 場所: OMOカフェ&バル
- 料金: 1,500円(税込)
- この他にも季節限定メニューが提供されるそうなので、何が出るかはお楽しみですね!
▲ 冬のペンギンモンブラン!食べるのがもったいない可愛さ。
▲ 春のエゾシカモンブラン。桜との組み合わせが最高ですね。
▲ 夏のシロクマモンブラン。涼しげな飾り付けが夏らしい。
▲ 秋のエゾヒグマモンブラン。紅葉との相性も抜群です。
「月灯りと動物たちの物語」概要
- 期間: 2025年11月11日〜通年
- 時間: 17:00〜22:30
- 料金: 無料(OMOカフェ&バルのメニューは有料)
- 場所: OMOカフェ&バル
- 予約: 不要
- 対象: 宿泊者限定
絵本「あらしのよるに」を創り出した2人の作家
「あらしのよるに」という名作を生み出したのが、旭川市出身の絵本作家あべ弘士氏と、童話作家のきむらゆういち氏です。
あべ弘士氏プロフィール
旭川市生まれのあべ弘士氏は、なんと25年間も旭山動物園の飼育係を務めていたという異色の経歴の持ち主。「行動展示」の夢を絵として残し、動物園復活の鍵を握った人物でもあります。退職後は創作活動に専念し、数々の賞を受賞。彼の作品からは、動物たちへの深い愛情と洞察が感じられます。
▲ あべ弘士氏。
きむらゆういち氏プロフィール
東京都出身のきむらゆういち氏は、多摩美術大学を卒業後、絵本・童話作家として活躍。「あらしのよるに」は彼の代表作の一つであり、講談社出版文化賞絵本賞などを受賞。映画化や舞台化もされ、その普遍的なメッセージは多くの人々に感動を与え続けています。
「あらしのよるに」シリーズは、講談社から刊行されており、累計発行部数は380万部を超えるベストセラー。シリーズ特設サイトはこちらからご覧いただけますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。 『あらしのよるに』シリーズ特設サイト - 講談社コクリコ
OMO7旭川で過ごす、新しい旅の夜
OMO7旭川は、富良野や美瑛へのアクセスも良く、旭山動物園はもちろん、旭川ならではの路地裏グルメなど、街の魅力を存分に楽しめる「街ナカ」ホテルです。
▲ OMO7旭川のロビー。木のぬくもりを感じさせる空間。
ホテルに戻ってきてからも、ただ寝るだけでなく、その土地ならではの文化や物語に触れられる「月灯りと動物たちの物語」は、OMOが提案する新しい旅の形を象徴しています。
【OMO7旭川 施設概要】
- 所在地: 〒070-0036 北海道旭川市6条通9丁目
- 電話: 050-3134-8095(OMO予約センター)
- 客室数: 237室
- チェックイン: 15:00/チェックアウト: 11:00
- 宿泊料金: 1泊1室あたり 25,000円〜(税込、食事別)
- アクセス: JR旭川駅より徒歩13分
- 公式URL: OMO7旭川 by 星野リゾート
「OMO」が描く、新しい旅のカタチ
「OMO」は、星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトにしています。街をこよなく愛するスタッフたちが、地域の方々と共に仕掛ける、新感覚のホテル体験。
▲ 日本各地に広がるOMOブランド。
思いもよらない街の魅力に出会い、知らず知らずのうちにその街自体がお気に入りになる――そんな素敵な体験を、OMOは私たちに提供してくれます。現在16施設を展開しており、今後も「OMO5横浜馬車道」や「OMO7横浜」といった新たなホテルが開業予定。ますますOMOの旅から目が離せません。
「OMO」についてもっと知りたい方は、ぜひブランドページを訪れてみてくださいね。 OMO(おも)公式ブランドページ
終わりに
旅の醍醐味は、その土地ならではの文化や人との出会いです。OMO7旭川の「月灯りと動物たちの物語」は、まさに旭川の魅力を凝縮したような、心温まる夜の体験を提供してくれます。
季節ごとに変わる空間演出、心に響く絵本の朗読、そして自分で作る可愛らしいモンブラン。OMO7旭川に宿泊される際は、ぜひこの特別な夜の物語に足を運んでみてください。きっと、忘れられない素敵な思い出ができるはずですよ。











