【スイーツで広がる支援の輪】能登の蜂蜜、加賀の棒ほうじ茶... フランス伝統菓子「サントノレ」で北陸の恵みを味わう特別な夏!
皆さん、こんにちは! スイーツ大好きライターの私から、見逃せない素敵なイベントのお知らせです。毎年夏に開催される、日本最大級のフランス菓子の祭典が今年も開幕します!
今年は2024年7月1日(火)から7月31日(木) までの一ヶ月間、「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」として、全国各地のパティスリーが特別なスイーツを披露してくれます。今年のテーマは、フランスの伝統菓子「サントノレ」とのこと。
サントノレってどんなお菓子?
「サントノレ」という名前、聞き慣れない方もいるかもしれませんね。これは、シュー生地で作った土台の上に、小さなシュークリームを飾り、キャラメリゼしたりクリームを絞ったりして仕上げる、見た目も華やかなフランスの伝統菓子なんです。パティシエの腕と感性が光る、まさに芸術品のような存在。
今年のイベントには、過去最高の全国312店が参加! それぞれのシェフが趣向を凝らしたオリジナルのサントノレが登場するそうですよ。
今年、私が最も注目したのは「北陸支援企画」です。
令和6年能登半島地震により被災された地域を応援するため、今年も「北陸支援企画」が実施されます。これは、北陸地方の豊かな食材を使ったサントノレを全国の参加店舗で提供するという、素晴らしい取り組みなんです。
美味しいスイーツをいただくことが、そのまま被災地への支援につながる。こんなに温かくて素敵な「食」を通じた応援の形があるでしょうか。これはぜひ参加して、北陸の恵みを味わいながら支援の輪を広げたいですよね。
さあ、どんな魅力的な「北陸支援サントノレ」が登場するのか、いくつかご紹介しましょう!
石川出身の辻口シェフ(左下)はじめ、北陸の食材を使って支援しているシェフたち
注目の「北陸支援サントノレ」をご紹介!
全国各地のパティシエたちが、北陸の食材にインスピレーションを得て生み出した個性豊かなサントノレ。その一部をピックアップして見てみましょう。
東京から、金沢・輪島・富山の恵みを満喫!
「Patisserie Boulangerie ENTIER」 さんからは、なんと2種類のサントノレが登場!
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「グラスサントノーレ」 (プティガトー 800円)
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夏らしいアイスクリームサントノレ! 石川県輪島の海塩がアクセントに。富山県南砺市の黒文字茶を使ったパルフェアイス、ライチソルベ、さくらんぼ、シューラスク、パイ生地の組み合わせ。輪島の海塩がどんな風味のアクセントになるのか、想像するだけでワクワクしますね。
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「ロイヤルチャイとヤマト醤油のサントノーレ」 (プティガトー 800円)
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こちらは、金沢ヤマト醤油を使ったキャラメルクリームが主役。醤油の旨味と塩味がキャラメルやココナッツシュガーシャンティ、スリランカのオーガニックチャイシブーストと組み合わさるという、意外性のある組み合わせ! これはぜひ試してみたい!
場所:東京都目黒区原町1-6-12 詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/patisserie-boulangerie-entier/
奥能登の希少なミルクを使った「能登オーレ」!
「うーおの森」 さんの 「能登オーレ」 (プティガトー 720円) は、名前からして応援の気持ちが伝わりますね。
- 奥能登の山奥で放牧されているわずか7頭のジャージー牛から採れる 「寺西牧場のゴールデンミルク」 を使用。この希少なミルクで作られたカスタードが最大のこだわりだとか。地域に根差したお店らしく、シュー生地には地元の深大寺そば粉を使っているのも特徴です。
場所:東京都三鷹市井口1-22-38 詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/uo-no-mori/
金沢の最中と能登の蜂蜜で「麦わら帽子」を表現!
「Patisserie Les Moineaux」 さんからは、見た目も愛らしい 「シャポー ド サントノーレ」 (プティガトー 870円)が登場。
- 「シャポー」はフランス語で帽子という意味。このサントノレには、チャームポイントとして金沢の最中があしらわれています! シトロンベースに能登の蜂蜜を使用し、爽やかなタイムで夏らしさをプラス。夏のフランスと日本、麦わら帽子、自然をイメージしたというストーリー性も素敵です。
場所:京都府京都市中京区上妙覚寺町208-5 詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/patisserie-les-moineaux/
石川のブルーベリーと琉球紅茶チャイの組み合わせ!
石川県出身の辻口シェフのお店 「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」 さんからは、 「サントノーレパルマ」 (プティガトー 990円)。
- 辻口シェフは石川県観光大使も務める、まさに石川の顔とも言えるパティシエ。このサントノレには、果実感と酸味のバランスが良い石川県産の柳田ブルーベリーを使用。さらに、シューの中には琉球紅茶チャイのクリームが! バニラのクランブルが全体を優しくまとめ上げるそう。地元の旬と意外な組み合わせ、気になりますね。
場所:石川県金沢市出羽町2-1 石川県立美術館内 詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/le-musee-de-h/
他にも個性豊かな北陸支援サントノレがたくさん!
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千葉県の 「patisserie Soleil」 さんは、石川県のハーブ農園のジャーマンカモミールを使った爽やかなサントノレ(600円)。パイナップルとカモミール、地元産の卵を使ったシュー生地というユニークな組み合わせ!
詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/patisserie-soleil/
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滋賀県の 「Patisserie cafe Toppen」 さんは、加賀の棒茶と滋賀県の朝宮ほうじ茶をブレンドした香り高いサントノレ(630円)。レモンクリームやフランボワーズのコンフィチュールを合わせた、暑い夏にぴったりの味わいだとか。
詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/patisserie-cafe-toppen/
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福岡県の 「パティスリー ラフィネ」 さんは、石川県産の和紅茶と珠洲の塩を使ったサントノレ(540円)。オレンジと和紅茶、ミルクチョコレートのクリームを合わせた爽やかな風味だそうです。和の素材がどう活かされているのか興味をそそられますね。
詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/patisserie-raffine/
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東京都の 「パティスリー ル・メナジェ」 さんは、福井県の紅映梅(べにさしうめ) を使ったサントノレ(648円)。梅の概念が変わったというほど芳醇な香りの紅映梅とフランボワーズを合わせた、夏らしく甘酸っぱいサントノレとのこと。
詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/le-menage/
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東京都の 「Chocolatier Taka」 さんは、加賀市周辺の加賀棒ほうじ茶を使った「サントノレ抹茶柚子」(870円)。濃厚な抹茶クリームに柚子シブースト、焼きチョコシュー、加賀棒ほうじ茶キャラメルなどを組み合わせた、食感も楽しい一品。
詳細:https://francepatisserieweek.com/pastryshops/chocolatier-taka/
どのお店も、シェフのアイデアと北陸への想いが詰まった特別なサントノレばかりですね!
どうやって楽しむ? 実用的なアドバイス
このイベントを楽しむなら、まずは公式サイトをチェックするのが一番です。
- イベント公式サイト: https://francepatisserieweek.com/
参加店舗一覧や各店舗が提供するサントノレの詳細が確認できます。お住まいの地域や、訪れる予定のある場所の近くにどんなお店があるか、ぜひ探してみてください。気になるスイーツがあったら、お店の場所や営業時間を確認してから足を運ぶのがおすすめです。人気の商品は早めに売り切れてしまう可能性もありますので、お早めにどうぞ!
また、イベントの公式X(旧Twitter)アカウントも情報発信しているので、フォローしておくと最新情報をゲットできますよ。
- 公式X (旧Twitter) アカウント: https://x.com/fp_week
まとめ:スイーツで応援、そして幸せなひとときを
日本各地の素晴らしいパティシエたちが、フランスの伝統菓子「サントノレ」に北陸の豊かな恵みを吹き込みました。この夏、「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2025」で提供される特別なサントノレを味わうことは、単に美味しいスイーツを楽しむだけでなく、被災地である北陸を応援することにもつながります。
美味しい笑顔の裏に、温かい支援の気持ちがある。こんな素敵なイベント、ぜひあなたも参加してみませんか?
気になるサントノレは見つかりましたか? ぜひお店に足を運んで、特別な一品と出会い、幸せなひとときを過ごしてくださいね! そして、その購入が北陸の力になることを、心の片隅で感じていただけたら嬉しいです。
https://francepatisserieweek.com/ この夏は、サントノレで北陸を応援しましょう!